国東市安岐町「割烹平野屋」様で、大分県知事代理農林水産部審議官松久房義様、衆議院議員岩谷毅様、杵築市長八坂恭介様、国東市副市長川野幸男様、丸果大 分大同青果代表取締役社長秀嶋宏様、丸一青果株式会社代表取締役社長友永剛三様、株式会社ケーアイフレッシュアクセス部長川上雅克様をはじめ約80名のご 来賓の皆様をお招きし盛大に開催いたしました。
開催に先立ち、主催者の向陽グリーンフーズ代表取締役社長 矢野昌弘よりご挨拶がありました。
平成23年10月14日主催者あいさつ
本日はお忙しいところかくも大勢の皆様にお集まりをいただきまずは衷心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
さて、本来でございましたら、4月の施設完成時に落成式という形で御披露目させていただくべきところでございましたが、弊社の考えといたしまして、この事業はお国から約1億5千万円、県から約3000万円、そして、市から200万円の補助金をいただいての事業であります。
大切な補助金で、施設を建てていただき、はい、それまでというわけにはいきません。
作られた施設が、ちゃんと運営でき、ねぎが青々と育ち、そして無事に出荷させていただいています姿も併せてごらんいただきたいと考え、このような時期となってしまいました。
弊社は、県の異業種からの農業参入を促進する政策に沿って、株式会社シンシア様、別所商事様、そして、上原農園様にご出資を頂き、設立させていただきました農業法人でございます。
もともとは、豊洋精工の清原社長と弊社の上原専務が、水耕栽培に興味を持ったことが、きっかけです。
ここからは清原社長の受け売りですが、日本が世界に誇る工業における工程管理手法、部分最適より全体最適を目指す日本の工程管理手法の根底には、私より公 を優先し、一致協力して作業を行う日本の稲作文化の影響があるのではないか、そして、その日本人の持つ特性が厳しい国際競争の中でさらに磨かれ、世界に冠 たる日本の工程管理手法に磨き上げられたのではないか。
今、日本の農業文化を基として、作り上げられたこの手法を逆に工業から農業に生かすことはできないか、水耕栽培こそ、まさにこの手法を持ってすれば、事業 として成り立つのではないか、と考えまして、上原専務は、それまでのハウスみかんをねぎの水耕栽培に切り替え、上原農園を設立、私も上原農園で研修をさせ ていただき、今日、弊社の設立にいたった次第です。
社名の向陽は、元外務大臣重光葵先生の号からいただいております。
お名前を拝借するに当たりましては、本日ご出席の高橋正之様のご紹介により、東京の先生のご長男様に快くご了解を得ることができました。
私どもは先生が、最後に国連で行われた演説でおっしゃられた「日本は東西の架け橋とならん」とのお言葉を胸に、この世界に誇る工程管理手法を農業に還元することにより弊社は工業と農業との架け橋となります。
また、事業は何と言っても人が基本です。
弊社では、古庄、相浦、板井、江藤、アルバイトの河野君、そして、上原社長の長男と若い人材、希望に燃える次世代の人材に恵まれております。
工業から農業、そして、新しい時代へ そして、新しい世代への架け橋として向陽グリーンフーズは大きく発展をしてゆきます。
今後とも皆様のますますのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます本日は本当にありがとうございます。
向陽グリーンフーズ株式会社 代表取締役 矢野昌弘
最新鋭の水質コントロール装置を設置したハウス農場のご見学を頂きました。