自分が携わった車を見かけると、気になってしまいます。先日、友人が新型の日産エクストレイルを購入した際は、自分が携わった部品が気になり、車内を見せてもらいました。

 

私が所属する大添工場の品質技術課では、プラスチック製品の新規立ち上げを行っております。

この部門は、日本国内の様々な自動車メーカー(レクサス・日産・マツダ・ダイハツ)からの、新規の受注があった製品の立ち上げの準備を行い、いかにスムーズに量産に渡せるかが重要な仕事になります。

量産に渡すまでに、立ち上げ側で簡単な問題から難しい問題まで解決していく必要があります。スタート後も不良品の発生が少ないと会社の利益に直結するのでとても重要です。

 

 

「大切な部門だからこそ、やりがいがあり、自分を試せる挑戦できる舞台」

 

いま自分が目指していることは自分のレベルアップと会社のレベルアップの両方です。

まず自分が目指していることは、プラスチック成形のスペシャリストになることです。現在、分担制になっており、自分がまだまだ詳しくない部分もあります。そんな部分をすべてマスターし、「S.Kに聞けば」みたいに言ってもらえるスペシャリストになることを目指しています。

会社のレベルアップとしては、ハードルは高いですが、ティア2である現在の位置からティア1になるということです。金型製作では自信はありますが、それ以外の設計・改善・環境という点ではとても差を感じています。ここをいかに埋めてティア1に近づいていきたいという想いが強いです。

 

 

「ワンチームで世界に進出」

 

豊洋にはFY活動という、みんなで協力して不良率を下げるという活動があります。

自分も立ち上げ部門として、量産品の不良率低減に協力をしています。直近でも製品が欠け、欠けたカスが金型に付着するという問題が発生しておりました。何度も何度もトライアンドエラーを繰り返しており、ものづくりの奥深さを痛感しております。関係者全員でワンチームとなり不良率低減に取り組み、不良が発生しなくなった際は、とてもうれしくものづくりの醍醐味を感じます。

また、このワンチームの精神が豊洋グループにあることは、世界に進出しているという原動力にも感じます。

最近では中国に2拠点進出していることもすごい刺激を感じますし、自分も視察に行きたいと思っています。しかし新型コロナウィルスの影響もあり、半年に一回の視察研修の機会もなく、中国工場の方が進んでいる技術もあるというだけに、残念な思いはあります。

この先、ASEAN地域への進出も視野にあると聞いており、自分もその際には何らかの貢献をしたいと考えていますし、この先のグループの発展がとても楽しみです。

 

 

いま就職先を探している方の中でも、モノ作りに興味のある方は、是非豊洋グループのインターンシップなどに参加し、しっかり自分のしたいことについて理解し、就職活動をしていくといいと思います。