「世界最高峰の自動車レクサスの基板実装立ち上げの先発メンバーとして困難に立ち向かう」

 

私は今まで、主にカメラ生産のラインを管理してきました。

豊洋でレクサスの基板実装ラインを立ち上げる際、自分は立ち上げの先発メンバーとなり新たな挑戦をすることとなりました。

当初は、一流の自動車メーカーの基板実装の生産ということで、不安と期待が入り混じる気持ちでしたが、挑戦することの気持ちが強かったです。

 

 

全てが今までと違う、そう感じました。

 

「人が作ることと、設備が作ることは」こんなにも違うものなのかという印象がとても強く残っています。

機械は、最初のセッティングが全て。間違ってたら間違ったままどこまでも作ってしまう。

実際に、ミスは発生しました。誰かが置いてあるものを信じてしまい、特に自分の目で確認せずに、進めてしまい組み間違えが発生しました。

その時に、私は「自分の目で、責任をもって現認しなければならない」と強く思い仕事と向き合っています。

 

 

試行錯誤が品質とチームワークを育てる

 

基板実装の先発メンバーということもあり、基板実装のノウハウはほぼ0からのスタートでした。

とにかく毎日試行錯誤の連続、推測して改善してを繰り返し、良い結果が出た際はすごいやりがいを感じる。

豊洋の基板実装はまだそこの段階であり、以前より基板実装をやっている会社とは違うレベルの所かもしれない、ただ豊洋は確実に前進していっていると感じています。

今では問題が発生しても、仲間と問題解決に向けて力を合わせ取組んでいます。

 

 

自動車という命を預かるものを作る責任

 

自動車1台をつくるのにものすごい数の会社と、ものすごい数の部品が使われています。

豊洋だけでも300点の部品が組み込まれたものを製造しています。様々なメーカーの視察などもあり、監査のレベルはとても厳しいと感じています。

また規格についても非常に厳しいと感じています。しかし、これが命を預かる車部品を製造する責任の重さと感じ、またそれがやりがいに繋がっています。

 

 

海外の工場はこの基板実装ラインが数百本あるところも

 

海外に目を向けると基板実装はものすごい工場が沢山あります。

自分たちがこれからさらに規模を発展させていくためには、基板実装だけではなく、それに関係するプラスチック部品も製造し、組み立てユニットにまでしていく事を目標にしています。

そのためには、しっかりと基板実装で実績を上げなければいけません。「豊洋の品質は大丈夫」「豊洋は品質がいい」と言ってもらえるよう、現場が成長することが会社の成長や利益につながると思っており、自分がその先頭を走っていきたいと思っています。