「私の初めての仕事はレクサスや日産の一流自動車部品の金型メンテナンス」
私は高校を卒業して、豊洋メットの金型メンテナンス部門に配属されました。
この部門ではプラスチック製品を作るための金型の分解メンテナンスを行います。この作業はとても大切で、分解してメンテナンス作業を行う中で小さな傷をつけてしまったら、量産時に問題が発生してしまいます。いかに当たり前に当たり前のメンテナンス作業ができるかが勝負です。
また、一流の自動車メーカー(レクサス・日産・マツダ・ダイハツ)の部品ということで、身も引き締まります。
熟練の方は、とにかくメンテナンス作業が早く品質がいい
自分は1日に1台のメンテナンスがやっと、ベテランの方になると1日に2台のメンテナンスをこなします。
分解して組立する順番を間違えないようにすることがとても大切、金型を量産に渡して、次の日に製品を見て、出来あがった製品がいい品質だった時がうれしいです。またこういう時に会社の収益に貢献できたと感じます。
中々現場にはこちらの努力は伝わらないかもしれない、「できてあたりまえ」的な部分もある、そのプレッシャーの中で日々戦っていますし、そこにものづくりの魅力が凝縮されています。
今後の目標としては、自分には金型を修理する技術がないので、その技術習得を身につけて、さらに会社に貢献していきたいと思っています。
いまでは自分が製造に関わった車が気になります。走っているとつい目で追ってしまいます。
自分が車を買うときにはとても考えてしまう。
「入社のきっかけは会社見学、先輩方の気さくさが良かった、またレクサスや日産など一流自動車メーカーのものをつくっていることに魅かれた」
元々は東京でファッションデザイナーになりたかったのですが、新型コロナウィルスの影響もあり、その機会を失っていました。
そんな中、豊後高田で働こうと思って探していたら、会社見学の機会がありました。
見学に来たら、会社の先輩方が気さくで話しやすく、印象がすごくよく、この会社で働いてみたいと思いました。
入社後も、思っていた通りの会社で、今では相談できる相手もいてとても働きやすい会社であると感じています。
私自身、新入社員の方が入ってきた際は、率先して声掛けをしたり、技術指導を出来るよう成長していきたいと考えています。